ジーニアルAIでは、ページごとに一致判定を行う際に、テーブル行(※)を認識して突合することが可能です。
※テーブル行:証憑内の表(テーブル)における明細行
ユースケース
- 証憑内のテーブルに記載された商品やサービスごとに数量や金額などを照合するケース
- 証憑内のテーブル1行にすべて含まれており、テーブル行単位で突合が完結するケース
このページを閲覧することで、テーブル行を認識して突合する手順を知ることができます。
テーブル行を認識して突合する手順
- [突合を実行]または[再突合]を選択
- 突合列(ハイライトしたい列)と突合キー(必ず紐づけたい列)を選択
- [⚙]歯車アイコンをクリック
- 「テーブル行を認識して突合する」に✅を入れます。
※詳細は [?] アイコン にマウスカーソルを載せて確認できます。
[この条件で実行する]を選択
[ページで集計]に変更
テーブル行を認識した突合結果を表示するには、以下の手順で設定を変更してください。
ファイル名の隣に表示されている、青色またはオレンジ色の【〇/〇】にマウスを合わせます(下図①)。
歯車アイコン[⚙]にマウスを合わせます(同②)。
表示されたカウント方法にて、[ファイルで集計]を[ページで集計]に変更します(同③)。
この証憑が他の明細行にも関連している場合は、[他の明細行も同じカウント方法にする]にチェックを入れることで、設定を一括で適用できます(同④)。
突合キーにすべて一致したテーブル行は青色、他のテーブル行はオレンジ色でハイライトされます。
※テーブル行を認識せずに突合を実行した場合は、一致した箇所すべてに青色ハイライトが付きます。
テーブル行が分割されて全部一致にならなかった場合の対処方法
証憑の明細行が複数行に分かれている場合は、罫線をドラッグすることで結合できます。
例)本来1行のものが2行に分割されているケース
- 1行目に1つの突合キー(商品コード)
- 2行目に2つの突合キー(商品名、金額)
上記の例では、突合キーが各行に分かれて判定されるため、部分一致(例:2/3 )と判断されてしまいます。そこで、以下の手順で罫線を結合することで1行とみなし、一致に変更することができます。
<一連の流れ>
- 該当行の罫線をドラッグして2つの行を結合します。
これにより、3つの突合キーがすべて行内に収まり、全部一致(この例では2/3が3/3に変わります)と判定されるようになります。 - 結合状態を最終行まで反映させたい場合は、テーブル右側に表示される[↓]をクリックします。
確認画面で[結合する]をクリックします。
※ページ単位で一括反映されます。他のページにも反映したい場合は各ページで同様の作業を行ってください。
- 他のExcel明細行に紐づいた同じ証憑のテーブルにも結合状態を反映したい場合は、①テーブル右上の[
]メニューから②[他の明細行に結合状態を反映する]をクリックします。
※ページ単位で一括反映されます。他のページにも反映したい場合は各ページで同様の作業を行ってください。
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