高度な突合設定【テーブル行を認識して突合】(ベータ版)

変更日 木, 15 5月 で 11:26 午前

ジーニアルAIでは、ページごとに一致判定を行う際に、テーブル行()を認識して突合することが可能です。

テーブル行:証憑内の表(テーブル)における明細行


ユースケース

  • 証憑内のテーブルに記載された商品やサービスごとに数量や金額などを照合するケース
  • 証憑内のテーブル1行にすべて含まれており、テーブル行単位で突合が完結するケース


このページを閲覧することで、テーブル行を認識して突合する手順を知ることができます。



テーブル行を認識して突合する手順

  1. 突合を実行]または[再突合]を選択
  2. 突合列(ハイライトしたい列)と突合キー(必ず紐づけたい列)を選択
  3. [⚙]歯車アイコンをクリック
  4. テーブル行を認識して突合する」に✅を入れます。

    ※詳細は [?] アイコン にマウスカーソルを載せて確認できます。

  5. [この条件で実行する]を選択

  6. ページで集計]に変更

    テーブル行を認識した突合結果を表示するには、以下の手順で設定を変更してください。

    1. ファイル名の隣に表示されている、青色またはオレンジ色の【〇/〇】にマウスを合わせます(下図①)。

    2. 歯車アイコン[⚙]にマウスを合わせます(同②)。

    3. 表示されたカウント方法にて、[ファイルで集計]を[ページで集計]に変更します(同③)。

    4. この証憑が他の明細行にも関連している場合は、[他の明細行も同じカウント方法にする]にチェックを入れることで、設定を一括で適用できます(同④)。

  7. 突合キーにすべて一致したテーブル行は青色、他のテーブル行はオレンジ色でハイライトされます。


    ※テーブル行を認識せずに突合を実行した場合は、一致した箇所すべてに青色ハイライトが付きます。


テーブル行が分割されて全部一致にならなかった場合の対処方法

証憑の明細行が複数行に分かれている場合は、罫線をドラッグすることで結合できます。


例)本来1行のものが2行に分割されているケース

  • 1行目に1つの突合キー(商品コード)
  • 2行目に2つの突合キー(商品名、金額)

上記の例では、突合キーが各行に分かれて判定されるため、部分一致(例:2/3 )と判断されてしまいます。そこで、以下の手順で罫線を結合することで1行とみなし、一致に変更することができます。 

<一連の流れ>

  1. 該当行の罫線をドラッグして2つの行を結合します。
    これにより、3つの突合キーがすべて行内に収まり、全部一致(この例では2/33/3に変わります)と判定されるようになります。
  2. 結合状態を最終行まで反映させたい場合は、テーブル右側に表示される[↓]をクリックします。確認画面で[結合する]をクリックします。
    ページ単位で一括反映されます。他のページにも反映したい場合は各ページで同様の作業を行ってください。
  3. 他のExcel明細行に紐づいた同じ証憑のテーブルにも結合状態を反映したい場合は、①テーブル右上の[]メニューから②[他の明細行に結合状態を反映する]をクリックします。
    ページ単位で一括反映されます。他のページにも反映したい場合は各ページで同様の作業を行ってください。



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