エクセルデータ行と一致する証憑を効率的に突合させる方法について

変更日 月, 24 6月 で 10:42 午前

ジーニアルAIを活用して突合業務を行うなかで、複数の証憑が関連付くことはありませんでしょうか。
もし完全に一致する証憑を参照したい場合は【突合条件の確認】を使いこなすことで要件を満たすことができます。


本記事は、【突合条件の確認】を使いこなす方法について解説しています。


エクセルデータ行と一致する証憑を効率的に突合させる方法について

  1. 突合条件の設定画面を開きます
    ※書類のインポート後、[突合を実行]あるいは[再突合]をクリックします

  2. 複数の証憑が紐づいている場合、条件を絞り込まず幅広い範囲で検索していることが原因です。
    そのため、突合の条件を設定することで絞り込みが行われ一致する証憑を探しやすくすることができます。


  3. 絞り込み方法①
    • 【突合キー】を利用する
      [突合条件の確認]の画面で突合キーにチェックを入れることで、チェックを入れた項目が証憑にある場合のみ一致と判定する、という設定を行うことができます。
      突合キーの設定によっては、水色とオレンジ色のハイライトが存在します。

      水色AND条件):すべての突合キー一致した書類と照合できたセル
       
      オレンジ色OR条件):いずれかの突合キー一致した書類と照合できたセル
        


  4. 絞り込み方法②
    • 【年月日のみ一致】を利用する
      日付の列のみにチェックをすることができる機能です。

      上記の例では、母集団と証憑の日付が一致していません。具体的には、母集団の取引日A(2023/11/30)と証憑側の対象月B(2023年11月分)と発行日C(2023年12月4日)とが一致しません。このようなケースに対応するため、ジーニアルAIではデフォルトで2023/11/30と2023/11が一致するように設定しています。

      この理由は、日付まで記載されていない請求書を受領するケースでも、証憑には取引月が含まれていることが多いためです。

      そこで【年月日のみ一致】の設定を活用することで、年月日までの日付が一致しないと照合されない設定に変更をすることができます。

<次のナレッジ候補>

  1. 証憑突合を始める-応用編(チューニングモード) 
  2. エクセルの計算結果との証憑突合について

  3. セルに情報が集約されている時のセル分割方法について


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