ジーニアルAIの基本操作

変更日 火, 12 11月, 2024 で 4:02 午後

本マニュアルは、ジーニアルAIのインストールが完了した後の証憑突合の基本操作について記載した資料です。

Excelへのインストール方法や環境設定については別の資料に記載する予定です。


目次

  1. 文書管理
    1. 証憑インポート
    2. 要約
    3. 翻訳
  2. 証憑突合
    1. あいまいモード
    2. チューニングモード
  3. 検索
    1. キーワード検索
  4. 入力補助
    1. テキストクリップ
    2. テーブルクリップ
    3. マルチクリップ
    4. データ抽出


1.文書管理

a 証憑インポート

ジーニアルAIの証憑突合の基本的な操作のインポートについて解説します。

インポートが可能な書類には制限があるためご注意ください。


注意情報

  • ファイルはPCのローカルファイルからインポートを行ってください(Zipやクラウド経由不可)
  • 対応ファイル形式は、PDF/PNG/JPEG/TIFF/BMP 


  1. 初回ドラッグ&ドロップするか、ファイルやフォルダを選択するか、クリップボードから貼り付け

    ※ 複数のファイルを同時にインポートできます



    1. 2回目以降 [≡]から、[証憑インポート]を選択
  2. インポートが正常に完了すると、確認画面が表示されます

b 要約

  1. [≡]から、[証憑画像確認]を選択

  2. 要約したい証憑ファイル名を選択して[要約する]を選択

  3. 要約する方法を確認し、[実行]を選択


c 翻訳

  1. [≡]から、[証憑画像確認]を選択
  2. 翻訳したい証憑ファイル名を選択して[翻訳する]を選択
  3. 翻訳言語を選択し、 [実行]を選択




2.証憑突合
証憑突合にはあいまいモードとチューニングモードの2種類があります

証憑インポート の後に次の操作を行ってください


a.あいまいモード

ジーニアルAIには、突合結果を大きく変化させる「突合条件の設定」があります。

突合条件は使い方次第で突合結果が変化する機能となっており、用途に応じて使い分ける必要があります。

いくつかのパターンに分けてご紹介します。

  1. 突合を実行]を選択

    ※ 何を突合するか明らかな場合や母集団が20列を超える場合は突合列(ハイライトしたい列)を選択してください

  2. 突合列を全選択し、突合キー(必ず紐づけたい列)を設定せずに[この条件で実行する]を選択
  3. 一致した列数が一定割合を超える証憑が各行と紐づきます


b.チューニングモード

  1. 突合を実行]を選択


  2. 突合列(ハイライトしたい列)を選択
    ※ 突合列はこの方法以外でも選択できます。詳細は突合列の指定をご覧ください。

  3. 突合キー(必ず紐づけたい列)を選択し、[この条件で実行する]を選択

    ※突合キーを設定しないとあいまいモードになります


  4. 突合キーを含む証憑が各行と紐づきます


     青色ハイライト(一致)
     すべての突合キーと一致した証憑と照合できたセル

     オレンジ色ハイライト(候補)
     いずれかの突合キーと一致した証憑と照合できたセル

3.検索

a.キーワード検索

表示されている証憑の中にあるキーワードを検索することも可能です (日本語、英語、数字、日付など) 。

  1. 証憑内で検索したいキーワードを入力

  2. 検索結果が表示され、一致箇所が黄色でハイライトされます

4.入力補助

a.テキストクリップ


テキストクリップ機能は、証憑内のテキストを範囲選択することで、セルへ転記できる機能です。


  1. [≡]から[証憑画像確認]もしくは[証憑突合]を選択

  2. 転記先のセルを選択して、[]ボタンをクリック※セルを範囲指定してから、テキストクリップすることでまとめて転記することができます

  3. コピーしたいテキストを範囲選択

    ※ テキストがセルに転記されます

  4. []ボタンもしくは右クリックでテキストクリップモードを解除


b.テーブルクリップ

テーブルクリップ機能は、書類(PDF、画像)内のテーブルの情報をセルへ転記できる機能です。

  1. ジーニアルAIの[≡]から[証憑画像確認]を選択

  2. 転記したい表がある証憑を表示して、[]ボタンをクリック

  3. AIが表を解析するのを待ち、[]をクリック
  4. 証憑からExcelシートへ表が転記されます

c.マルチクリップ

  1. 証憑画像確認]から転記したい表がある証憑を表示して、[]ボタンをクリック
  2. クリップ方法を選択

  3. クリップしたい項目をドラッグで範囲指定し、繰り返し位置(点線部分)をキーボードの↑↓キーで調整

  4. []をクリックし

  5. 出力先とヘッダーの出力有無を選択し、[クリップを実行]をクリック

  6. 証憑からExcelシートへテーブルが転記されます

d.データ抽出

  1. [≡]から、[証憑一覧]を選択

  2. データ抽出したい証憑にチェックを入れ、[データ抽出]を選択

  3. 証憑分類]と[抽出項目]を選択し、[抽出]をクリック
    ※抽出項目は3つの方法から指定することができます。

  4. 新しいシートに抽出項目を出力されます。
    ※ただし、[シートのヘッダ行から項目を選択]にチェックを入れた場合はそのシートの最終行+1行目から抽出項目を出力されます。




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