本マニュアルは、ジーニアルAIのインストールが完了した後の証憑突合の基本操作について記載した資料です。
Excelへのインストール方法や環境設定については別の資料に記載する予定です。
目次
1.文書管理
a 証憑インポート
ジーニアルAIの証憑突合の基本的な操作のインポートについて解説します。
インポートが可能な書類には制限があるためご注意ください。
注意情報
- ファイルはPCのローカルファイルからインポートを行ってください(Zipやクラウド経由不可)
- 対応ファイル形式は、PDF/PNG/JPEG/TIFF/BMP
- 【初回】ドラッグ&ドロップするか、ファイルやフォルダを選択するか、クリップボードから貼り付け
※ 複数のファイルを同時にインポートできます
- 【2回目以降】 [≡]から、[証憑インポート]を選択
- インポートが正常に完了すると、確認画面が表示されます
b.証憑カテゴリー
ジーニアルAIでは、インポートした書類を分類するためのカテゴリーを設定することができます。
カテゴリー単位で突合結果を確認できるため、例えば請求書についての照合結果を調書に記入するといったカテゴリーごとに区別して進めなければならなかった作業がよりスムーズに実施できます。
- [証憑一覧]画面を開いて、カテゴリーを追加したい証憑にチェックを入れ、 カテゴリー 、[+新しいカテゴリーを追加する]の順に選択※ファイル名などで証憑を検索できます
[請求書]などのキーワードで検索した結果を一括チェックすれば、素早く設定できます
- カテゴリー名を入力し、[✓]を選択
- [適用]を選択
- 作成したカテゴリーに証憑が割り当てられます
2.証憑突合
証憑突合にはあいまいモードとチューニングモードの2種類があります
証憑インポート の後に次の操作を行ってください
a.あいまいモード
ジーニアルAIには、突合結果を大きく変化させる「突合条件の設定」があります。
突合条件は使い方次第で突合結果が変化する機能となっており、用途に応じて使い分ける必要があります。
いくつかのパターンに分けてご紹介します。
- [突合を実行]を選択
※ 何を突合するか明らかな場合や母集団が20列を超える場合は突合列(ハイライトしたい列)を選択してください
- 突合キー(必ず紐づけたい列)を設定せずに[この条件で実行する]を選択
- 一致した列数が一定割合を超える証憑が各行と紐づきます
b.チューニングモード
突合列(ハイライトしたい列)を選択し、[突合を実行]を選択
- 突合キー(必ず紐づけたい列)を選択し、[この条件で実行する]を選択
※突合キーを設定しないとあいまいモードになります
- 突合キーを含む証憑が各行と紐づきます
3.検索
a.キーワード検索
表示されている証憑の中にあるキーワードを検索することも可能です (日本語、英語、数字、日付など) 。
- 証憑内で検索したいキーワードを入力
検索結果が表示され、一致箇所が黄色でハイライトされます
4.入力補助
a.テキストクリップ
テキストクリップ機能は、証憑内のテキストを範囲選択することで、セルへ転記できる機能です。
- [≡]から[証憑画像確認]もしくは[証憑突合]を選択
転記先のセルを選択して、[]ボタンをクリック※セルを範囲指定してから、テキストクリップすることでまとめて転記することができます
- コピーしたいテキストを範囲選択
※ テキストがセルに転記されます
- []ボタンもしくは右クリックでテキストクリップモードを解除
b.テーブルクリップ
テーブルクリップ機能は、書類(PDF、画像)内のテーブルの情報をセルへ転記できる機能です。
- ジーニアルAIの[≡]から[証憑画像確認]を選択
転記したい表がある証憑を表示して、[]ボタンをクリック
- AIが表を解析するのを待ち、[]をクリック
- 証憑からExcelシートへ表が転記されます
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