freee会計の総勘定元帳レポートや仕訳帳レポートを母集団として使用することで各明細に関連付く証憑をまとめてジーニアルAIにインポートし、自動照合まで行うことができます。これにより、Excel上で突合作業が完結するうえ、freee会計にログインして1件ずつ画面を切り替えながら証憑を確認する手間から解放されます。
このページを閲覧することで、freee会計からジーニアルAIに証憑ファイルを自動でインポートし自動照合する手順を知ることができます。
※利用したいお客様は事前にご相談ください。
一連の手順動画
事前準備
- 連携時に必要なデータ範囲を参照できるfreee会計のアカウントを用意
アカウントには、以下7項目の参照権限が付与されている必要があります。権限の設定方法はメンバーが利用できる機能を指定する(権限管理)をご確認ください。- 勘定科目
- 事業所
- 取引
- 振替伝票
- 取引先
- ファイルボックス
- ユーザー関連情報
- 母集団として利用するデータを用意
freee会計連携機能を利用するためには、まず母集団を準備しておく必要があります。
freee会計のレポート機能から以下のいずれかのCSVをダウンロードしてご利用ください。※現在は 仕訳帳(新)のみに対応しております。
- 仕訳帳レポート(レポート > 仕訳帳 > CSV・PDFエクスポート)
(新)CSV:仕訳帳(新)・・・ジーニアルAI推奨
(旧)CSV:仕訳帳(旧) - 総勘定元帳レポート(レポート > 総勘定元帳 > 各明細をCSV形式でエクスポート)
- 仕訳帳レポート(レポート > 仕訳帳 > CSV・PDFエクスポート)
注意事項
- CSVファイル名に記載されたレポート名部分を読み取ってレポートの種類を識別しますので、freee会計から出力したファイル名の仕訳帳(旧) / 仕訳帳(新) / 総勘定元帳は残してください。
なお、CSV形式からエクセル形式への変更は問題ありません。 - 1度にインポートできる証憑は500件までです。
- インポートの際に利用できる明細行の上限は500件までです。超える場合は不要な行を非表示にするか、削除して調整してください。
- 外部サービスと連携してインポートした証憑は、再突合の対象外となります。
freee会計から書類(PDF、画像)をインポートする手順
- ダウンロードしたCSVファイルもしくはエクセルファイルを開き、ジーニアルAIを起動
- [他のサービスから取り組む場合はこちら]のリンクから連携画面に移動
- [freee会計]を選択
- freeeのログイン画面にて権限が付与されたアカウントで認証
- ログインを行うと、情報連携の確認画面が表示されるため、[許可する]をクリック
- 連携条件を確認・設定して連携処理を実行
- 事業所を複数選択していた場合は、連携したい事業所を選択してください。
- レポート内容を変更した場合はヘッダー行番号やキー列を確認してください。
- 各項目の説明
- レポート種別:freee会計から出力したレポートの種類
事業所:freee会計からデータ連携したい対象の事業所
ヘッダ行番号:レポートのヘッダ行
キー列:取引や振替伝票を特定するためのキー情報
[取込実行]をクリック
インポートが完了すると、自動で突合され一致箇所があるセルの背景色が水色に変わります。タスクペインには取り込み結果が表示されます。
インポートファイルの詳細は、取込完了画面の[インポート結果]のリンクをクリックするか、「インポート結果」シートをご確認ください。
出力項目 取引の場合 振替伝票 収支 「収入」・「支出」を出力 「振替伝票」を出力 発生日 「発生日」を出力(取引の支払日や更新日ではありません) 「発生日」を出力 期日 「期日」を出力 (出力なし) 取引日 「取引先」を出力 連携画面で指定した取引先列の値を出力 管理番号 「管理番号」を出力 「仕訳番号」を出力 金額 「金額」を出力 合計金額を出力 ダウンロードファイル名 レポート明細の勘定科目(2列)、取引日列、取引先、freeeファイルIDを出力(同一ファイルが別のレポート明細に対応付いた場合は同じファイル名となります) 同左 インポート結果 ジーニアルAIにインポートを実施できたファイルは〇、できなかったファイルは×となります。ジーニアルAIが対応していないフォーマット(csv、wordなど)はインポートできません。 同左 エラー詳細 インポートNGとなったファイルについて詳細メッセージがあれば出力します 同左
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