開示資料のバージョン間で変更点を確認する方法を説明します。
本機能を利用すると、新旧バージョンの差分を一目で把握でき、開示内容の正確性を迅速にチェックできます。
確認対象
- バージョン間の差分
開示資料の新旧バージョン間で、変更点があるかをチェック
目次
1.実行方法
開示資料の登録方法は、目的に応じて以下のいずれかを選択できます。
- 当期整合性チェック済み資料を使ったバージョン比較
事前に当期資料のチェック(当期整合性)が完了している場合や、既存の作業に対して新バージョンの資料を追加したい場合に適しています。 - 最初からバージョン比較だけを行いたい場合
当期整合性や前期・当期の確認を行わず、バージョン間の差分のみを実施したい場合に適しています。
①当期整合性チェック済み資料を使ったバージョン比較
- 旧バージョンの開示資料をインポートしておく。
※文字が埋め込まれていない画像ベースの書類も取り込めますが、バージョン間比較を実行すると、OCR差異が原因で不要な検出事項が発生する可能性があります。
※WordファイルをPDF化するときはMicrosoft Print to PDF等のプリンターではなく、Wordの[名前を付けて保存]でPDF形式を選択して保存してください。 - [開示資料インポート]をクリック

- 新しいバージョンのファイルを選択
※インポートに時間がかかります。 - バージョン間差分チェックの範囲を選択します。
EDINETで公開されている有価証券報告書や、TDnetで公開されている決算短信のように、各ページのヘッダーに同じ文字情報が記載されていたり、発行日などの隠し文字が埋め込まれている場合や、フッターにページ番号が記載されている資料の場合は以下のようにヘッダーやフッターをバージョン間差分チェックの対象外にするかどうかを確認するメッセージが表示されます。

※対象外を選択すると、以下のようなヘッダー・フッターに文字情報があったとしても差分として出力されなくなります。ヘッダーの例(各ページに同じ文字情報が出力されるケース):

フッターの例(ページ番号):
※PDFにフォントが埋め込まれていないなどの理由で文字が正しく抽出できないケースがあり、この場合は対象外を選択したとしても正しく処理できないことがあります。 差分結果の再チェック(任意)
差分結果を確認し、対象範囲を変更したい場合は [再チェック] をクリックします。
マウスドラッグで差分チェック範囲を指定し、[再チェック実行] をクリックして再判定
※チェック範囲は全ページ共通です。
※指定範囲は差分表示のみに適用されます。
※[確認済み]ステータスはすべてクリアされます。
②最初からバージョン比較だけを行いたい場合
当期整合性や前期・当期の整合性の確認を行わず、バージョン間の比較のみを実施したい場合に適しています。
- ログイン後、[作業を開始する]をクリック

- 作業名を入力し、[バージョン比較]タブから新バージョン・旧バージョンの書類を選択して登録します。
※この後の操作手順は、「① 当期整合性チェック済み資料を使ったバージョン比較」内の
「4. バージョン間差分チェックの範囲を選択」以降の手順と同じです。
2.画面説明
差分一覧画面(基本)
- ① 左側:差分一覧
- ② 中央:新バージョンの書類
- ③ 右側:旧バージョンの書類
スクロール連動について

- ②中央:新バージョンの書類をスクロールすると、③右側:旧バージョンの書類も連動してスクロールします。これにより、差分箇所をスムーズに比較できます。
- ③右側:旧バージョンの書類をスクロールすると、連動せずに単体でのスクロールが可能です。任意の位置を個別に確認したい場合にご活用ください。
差分一覧以外の画面(比較参照用)
- 上記①〜③に加えて
- ④ 補助的に新バージョンの書類(参照用)

※スクロールの挙動は基本画面と同様です。
3. 確認できる内容・差分の絞り込み
確認できる内容
リストをクリックすると、以下を選択できます。

- 差分一覧:すべての差分項目
- 差分にかかるチェック項目:旧バージョンでチェックマークが付いており、新バージョンで内容が変更された項目
- 編集履歴の移行:旧バージョンで追加した項目、削除した項目、「一致/不一致」に変更された項目
- コメントの移行:旧バージョンでコメントが追加された項目
絞り込み機能
差分比較結果を、目的に応じて効率的に確認できる機能です。
※リストで選択した確認内容によって、表示される[絞込み]項目は異なります。

①テキストによる絞込み
任意のキーワードを入力することで、該当する差分のみを表示します。
②「確認済み」「未確認」での絞込み
差分の確認ステータスごとに表示を切り替えられます。
③画像上の差分のみの絞込み
有価証券報告書などの資料内にスクリーンショットや画像として埋め込まれた箇所の差分のみを表示できます。
文章テキストの差分を除外し、画像領域内で発生している変更のみを確認したい場合に有効です。
- ④テーブル上の差分のみ
- 表形式で記載された項目内にある差分のみを表示できます。
- 本文中のテキスト差分や画像領域の差分を除外し、表内で発生している変更のみを確認したい場合に有効です。
⑤誤差の範囲を指定
許容する誤差範囲を設定できます。
⑥「一致」「不一致」による絞込み
「一致」または「不一致」の項目ごとに表示を切り替えられます。
⑦チェック項目の種別による絞込み
チェック項目の種別ごとに表示を絞り込めます。
4.差分の一覧で確認する
- 画面左側に差分項目が一覧で表示されます。

- 項目をクリックすると、該当箇所がハイライトされます。

- 緑色:新バージョンから追加された項目
- 赤色:旧バージョンから削除された項目
- 差分を確認後、「チェックマーク」を付けて「確認済みにする」をクリックしてください。

5.差分にかかるチェック項目を確認する
- フィルタから[差分にかかるチェック項目]を選択

- 項目をクリックすると、該当箇所がハイライトされます。
チェックマークのハイライト色
・緑色:一致
・赤色:不一致 - 内容を確認後、[一致にする]をクリック

6.編集履歴を移行する
- フィルタから[編集履歴の移行]を選択

- 項目をクリックすると、該当箇所がハイライトされます。
旧バージョンでの「一致/不一致」のステータスが新バージョンで変化した項目を確認
- 移行先を確認し修正します。
- 修正箇所を確認の上、チェックマークを選択して移行

- 複数選択し、一括で移行も可能です

- 修正箇所を確認の上、チェックマークを選択して移行
7.コメントを移行する
- フィルターから「編集履歴の移行」を選択

■チェックマークに紐づくコメントの移行
- 該当項目を選択
- 旧バージョンのチェックマーク(黄色背景)位置を確認
- 新バージョンの候補(点線囲み)を確認
・候補が正しければ、候補のチェックマークをクリック
・候補が誤っていれば、正しいチェックマーク位置を選択
※候補が正しい場合は、チェックボックスを選択して、一括移行することができます。
■テキストに対するコメントの移行
- 項目を選択
- 旧バージョンのコメント内容を確認

- 新バージョンのコメント移行箇所の文字列を選択または範囲指定
- [コメントを移行する] をクリック

8.差分の出力
- 画面右上の[すべての差分をシートに出力する]をクリック

- 差分が検出された項目がエクセルシートに出力されます。
出力項目- ページ番号
- 編集内容
- 変更されたテキスト
- 変更されたテキストの前後
- 色分け:
緑色:新バージョンに追加された内容
赤色:旧バージョンから削除された内容
以下のおすすめの画面配置を参考に、Excelシートと開示チェック画面を並べて配置することで、結果をスムーズに確認できます。
※詳細は チェック結果の出力 > おすすめの画面配置 をご確認ください。
バージョン間差分の画面を開いた状態で、確認したいセルをクリックすると、対応箇所の画面に遷移します。

9.最新バージョンのファイル削除
最新バージョンのインポート後、バージョンリストには最新バージョンのアイテムにのみ削除アイコンが表示されます。
※現時点で最初のバージョンを削除する機能はありません。最初からやり直す場合は新しいExcelファイルでインポートし直してください。
確認手順
- 開示資料インポートをクリック

- 削除対象のアイテムに表示されている 削除アイコン をクリックすると、該当ファイルが削除され、当期の文書が一つ前のバージョンに戻ります。
※削除アイコンは最新バージョンのみに表示されます
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