バージョン間の差分チェック

変更日 月, 22 9月 で 3:34 午後

開示資料のバージョン間で変更点を確認する方法を説明します。

本機能を利用すると、新旧バージョンの差分を一目で把握でき、開示内容の正確性を迅速にチェックできます。


確認対象

  • バージョン間の差分
    開示資料の新旧バージョン間で、変更点があるかをチェック

目次

  1. 実行方法
  2. 画面説明
  3. 差分の絞り込み・フィルタ機能
  4. 差分の一覧で確認する
  5. 差分にかかるチェック項目を確認する
  6. 編集履歴を移行する
  7. コメントを移行する
  8. 差分の出力
  9. 最新バージョンのファイル削除


1.実行方法

  1. 旧バージョンの開示資料をインポートしておく。
    ※文字が埋め込まれていない画像ベースの書類も取り込めますが、バージョン間比較を実行すると、OCR差異が原因で不要な検出事項が発生する可能性があります。
    ※WordファイルをPDF化するときはMicrosoft Print to PDF等のプリンターではなく、Wordの[名前を付けて保存]でPDF形式を選択して保存してください。

  2. [開示資料インポート]をクリック
  3. 新しいバージョンのファイルを選択
    ※インポートに時間がかかります。


2.画面説明

差分一覧画面(基本)

  • ① 左側:差分一覧
  • ② 中央:新バージョンの書類
  • ③ 右側:旧バージョンの書類

 

スクロール連動について

  • ②中央:新バージョンの書類をスクロールすると、③右側:旧バージョンの書類も連動してスクロールします。これにより、差分箇所をスムーズに比較できます。
  • ③右側:旧バージョンの書類をスクロールすると、連動せずに単体でのスクロールが可能です。任意の位置を個別に確認したい場合にご活用ください。


差分一覧以外の画面(比較参照用)

  • 上記①〜③に加えて
  • ④ 補助的に新バージョンの書類(参照用)

※スクロールの挙動は基本画面と同様です。


3. 差分の絞り込み・フィルター機能

絞り込み機能

  • テキストによる絞込み
  • 「確認済み」「未確認」での絞込み

フィルタ種別

フィルタ機能をクリックすると、以下を選択できます。

  • 差分一覧:すべての差分項目
  • 差分にかかるチェック項目:旧バージョンでチェックマークが付いており、新バージョンで内容が変更された項目
  • 編集履歴の移行:旧バージョンで「一致/不一致」に変更された項目
  • コメントの移行:旧バージョンでコメントが追加された項目


4.差分の一覧で確認する

  1. 画面左側に差分項目が一覧で表示されます。
  2. 項目をクリックすると、該当箇所がハイライトされます。
    1. 緑色:新バージョンから追加された項目
    2. 赤色:旧バージョンから削除された項目
  3. 差分を確認後、「チェックマーク」を付けて「確認済みにする」をクリックしてください。

 

5.差分にかかるチェック項目を確認する

  1. フィルタから[差分にかかるチェック項目]を選択
  2. 項目をクリックすると、該当箇所がハイライトされます。
    チェックマークのハイライト色
    ・緑:一致
    赤色:不一致
  3. 内容を確認後、[一致にする]をクリック

 

6.編集履歴を移行する

  1. フィルタから[編集履歴の移行]を選択
  2. 項目をクリックすると、該当箇所がハイライトされます。
    旧バージョンでの「一致/不一致」のステータスが新バージョンで変化した項目を確認
  3. 移行先を確認し修正します。
    1. 修正箇所を確認の上、チェックマークを選択して移行
    2. 複数選択し、一括で移行も可能です

 

7.コメントを移行する

  1. フィルターから「編集履歴の移行」を選択

 

■チェックマークに紐づくコメントの移行

  1. 該当項目を選択
  2. 旧バージョンのチェックマーク(黄色背景)位置を確認
  3. 新バージョンの候補(点線囲み)を確認
    ・候補が正しければ、候補のチェックマークをクリック
    ・候補が誤っていれば、正しいチェックマーク位置を選択
    ※候補が正しい場合は、チェックボックスを選択して、一括移行することができます。

 

■テキストに対するコメントの移行

  1. 項目を選択
  2. 旧バージョンのコメント内容を確認
  3. 新バージョンのコメント移行箇所の文字列を選択または範囲指定
  4.  [コメントを移行する] をクリック

 

8.差分の出力

  1.  画面右上の[すべての差分をシートに出力する]をクリック
  2. 差分が検出された項目がエクセルシートに出力されます。

出力項目

  1. ページ番号
  2. 編集内容
  3. 変更されたテキスト
  4. 変更されたテキストの前後
  5. 色分け:
    緑色:新バージョンに追加された内容
    赤色:旧バージョンから削除された内容


9.最新バージョンのファイル削除

最新バージョンのインポート後、バージョンリストには最新バージョンのアイテムにのみ削除アイコンが表示されます。

※現時点で最初のバージョンを削除する機能はありません。最初からやり直す場合は新しいExcelファイルでインポートし直してください。


確認手順

  1. 開示資料インポートをクリック
  2. 削除対象のアイテムに表示されている 削除アイコン をクリックすると、該当ファイルが削除され、当期の文書が一つ前のバージョンに戻ります。
    ※削除アイコンは最新バージョンのみに表示されます




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